にしまさ活動報告 vol.02.T


静岡県の視察にて...


  静岡県視察

(1)市町村合併について
静岡は74市町村で構成されていて、376万人の人口にしては、市町村数が少ない。
今年静岡市と清水市が合併して、70万人の静岡市が誕生した。
ここまでに至る経緯として、両市で反対運動も起こり、住民投票を実施するよう求めた団体もあったようである。

県としては合併してからのメリット、デミリットと合併パターンを4案提示し、客観的なデータにより、住民が判断できるよう努力した。
合併は(県としては)避けて通れないという見解で、市町村にとって、国・県からの合併パターンは押し付けと見られないよう、合併パターンを示す前に市町村への説明会を開催したようである。

越県合併(*1えっけんがっぺい)の問題もあり、湖西市が愛知県豊橋市と合併をし、政令指定都市を目指している。
また、熱海市が神奈川県湯河原町との合併方針を打ち出している。
浜松市を中心とした政令指定都市を目指す動き等もあるが、静岡市と清水市の合併に続くところはまだまだ時間がかかりそうと言うのが実情だ。

合併を進めると同時に、市町村への権限移譲もルールに基づき行ってきた。合併した静岡市の課題としては、福祉関連の職員等の人材不足が挙げられたようである。その対策として、合併前1年間の研修、合併後1年間の人的支援をしている。
静岡市合併に伴っては、県が合併パターンやメリット、デメリットを提示したことに、比較的スムーズに合併に至ったのではないかと考えられる。

長野県では、一方では合併を推進し、また一方では独自性を出し合併を拒否しているところの支援を行っているようにも感じ、この体制では一貫性がなく、市町村の信頼も得られない事から、県の立場を鮮明かつ明確にすることが必要である。

*1越県合併(えっけんがっぺい)・・・他の県境をまたいで、合併する事。

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